2009年8月15日土曜日

引っ越しパーティー

友人が引っ越しをして、新居が落ち着いたので、引っ越しパーティーをしました。お呼ばれをし、ちょっと早く友人宅に着いたので、ちょっとしたつまみの用意を手伝いました。

着いたときには、既にもう一人友人がいて、手伝っていました。この先に着いている友人は、ギリシャ人で、ギリシャ風ミートボールを料理していました。パーティー用に一口サイズにしたミートボールにキュウリとおろしニンニクが入ったタジキと呼ばれるヨーグルトソースを添えたプレート。これがとても美味しいのです。ヨーグルトとニンニク、そしてキュウリという日本人からしたらとても想像がつかないタジキソース、タルタルソースよりさっぱりしていいて、おろしニンニクが利き、何ともいえない、いい味を出していて、肉料理にぴったりです。

さて、この新しい住居に引っ越した友人は、プエルトリコとドミニカ共和国出身の両親を持つニューヨーカー。彼女が用意しているメニューは、グリル・チキンとプラタノスの串とエンパナダ。

プラタノスは、中南米料理には欠かせない食材です。外見はバナナに似ていて、皮が緑のときには、固いお芋のような食感があり、スープに入れたり、輪切りにしたものを潰してから揚げてポテトフライのように食べます。皮が黒くなったときは、甘さと酸味が増し、も他柔らかくなります。これは、だいたい素揚げして食べます。今回は、この素揚げした物とマリネして焼いた鳥の白身をパーティーで食べやすく、串刺しにして出しました。



エンパナダも中南米の代表的な料理。国と地方によって中に入れる物が変わってきますが、形はちょっと大きい揚げ餃子。外側の記事は、パイ記事のような感じで、サクサクっと食べれます。元々、ラテン・アメリカ人の多い地域では、地いっさい店とかで売っていたのですが、この頃マンハッタンのビジネス街でもエンパナダだけを売っているチェーン店もできてきてもっと手軽に食べれるようになりました。



もちろん昔は、手作りで皮も作っていた様ですが、今は、スーパーで売っている様です。



欲を言って複雑なあん(中身?)を作ろうとしたらきりがないですが、今回はシンプルにいためた牛肉のそぼろ、野菜とチーズ。牛肉も野菜も中南米特有のソースのソフリトなどで味付けをして火を通してあります。既に火を通した中身を生地で包んで、揚げるかオーブンで焼けばいいのでそんなに時間はかかりません。生地は、最初に半分に切り、中身を中央におき、またその半分に皮を合わしたので、スナックサイズのかわいいエンパナダになりました。皮を合わすときには、フォークを端にあてがい、押しつぶすようにするとかわいいプリーツのような跡ができます。私はこのあんを詰める作業を手伝いました。なんかお母さんと一緒に餃子を作った事を思い出すなぁ。

このパーティーのテーマは、ワインという事で、自分のまたは家族が出身の国のワインを持ってきてね~という事だったので、お酒を持っていきました。

サルサの友達もたくさん来ていて、ラテンの音楽を聴きながら他愛の無い話をぺちゃくちゃとし、楽しいときを過ごしました。

これからサルサを踊るよって時に、違う予定(踊る予定。。。)が入っていたので失礼をしなければいけなかったのですが、本当楽しかった。呼んでくれてありがとね~。

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